点数が出ない理由は分かっているので、そこをなおせば成績はあがります。
「これくらい勉強したから、これくらいとれるはず」
その基準は正しいですか。
私たちは日頃、
子どもたちの頑張り、
真面目さ、
集中力、
意欲、
質問の数や中身、手抜き具合、
入塾時点のポテンシャル、
人の注意に耳を傾け改善できる素直さの有無、
勉強のしかた、
勉強時間、
家庭学習の充実度
を見ています。
なので、出る結果に驚くことはありません。
テストの結果が出る前に、おおよその結果は分かります。
もちろん、その子はその子なりの頑張りでいいですし、目標も違います。
ですから、点数よりも努力を褒めるべきです。
同じ頑張りだとしても、他の子と同じ結果になるわけではありません。
まわりと比較すると、努力がかすんでしまいます。
一方で、「自称、頑張っている子」も存在します。
でもその子の頑張りは他の子と比べてどうなのでしょう。
周囲の子の頑張りを本当に知っているのでしょうか。
実際、「頑張っているのに、成績が…」という子は、たいして頑張っていないか、勉強のしかたが間違っているか、その両方かです。
部活最優先、勉強後回しという場合は別です。
勉強は最低限。その最低限を決めるのは家庭です。
そして、勉強が全て、成績が全て、学歴が全てではありません。
スポーツで、芸術で、特殊技術で、将来を切り開く選択も素晴らしいと思います。
私は20数年多くの子どもたちの頑張りを見てきました。
LDを除けば、正しい方法で人より頑張っている子は、みな結果を出しています。
安易に妥協せず、ストイックに頑張っている子ほど。
本気で点数を上げようとしている子に、スマホは必要でしょうか?